AKA療法（骨盤矯正）

AKA療法（骨盤矯正）とはどのような施術？

AKA（エーケーエー）療法とは、「関節運動学的アプローチ」のことをいいます。わかりやすく説明すると、動きが悪くなった関節の動きを改善し、滑らかに関節が動くようにしてあげる施術法のことをいいます。

骨盤の中には、仙腸関節という関節があります。そもそも関節内には遊び（仙腸関節の場合は３ミリ程度）がありますが、この仙腸関節の遊びに何らかの原因で引っ掛かりが生じて、動きが小さくなってくると、腰そのものに障害が起きてきます。

しかし、腰の筋肉に痛みが生じてくるだけではなく、股関節や膝、肩などのいろいろな場所に異常が発生してしまいます。

AKA療法は、可動範囲が狭くなってしまった仙腸関節と、痛みの出ている場所の関節を動かしてあげることで、関節内の動きを正常にして痛みを取り除いてあげます。

関節の動きが滑らかになることで、関節が原因で生じる痛みがなくなり、関節そのものの運動機能が回復してくるのです。関節の動きに異常がある場合、それを正常に戻してあげて、その結果として生じる痛みを解消していくのが、このAKA療法です。

AKA療法（骨盤矯正）で改善が期待できる症状例は？

AKA療法の治療は、関節の働きが原因で起こる機能障害が対象となります。腰の痛みで一般的に頭に浮かぶ「椎間板ヘルニア」「腰椎すべり症」「脊柱管狭窄症」などは、施術の対象になってきます。

しかし、明らかな病名がつかない日頃の痛みのつらさなどの改善も、もちろんAKA療法の対象となります。

「床に落ちた物を拾おうとしたら、腰が痛かった。」「腕を上に上げると肩が痛い。」「歩くとき、前よりも足が前に出にくくなった。」「外出後、うがいをしたら首が痛かった。」その他にも、身体の関節部の動きが悪くなって生じている痛みに対して、AKA療法は有効な手段となります。

それは、日常生活からくる長時間のかたよった姿勢や運動不足、運動でも同じ運動を繰り返すことでかたよった動きになったり、使い過ぎなどでも仙腸関節が固まり、身体に様々な症状が現れてくるからです。

なお、内臓や神経系の疾患からくる痛み、化膿性関節炎、外傷、悪性腫瘍などは、AKA療法の治療には適応しません。また、風邪などで発熱しているときや、生理中の女性の方は施術は控えるよう注意をして下さい。

当院のAKA療法（骨盤矯正）の特徴は？

AKA療法の特徴は、他の整体などにみられるような力強い、荒々しい力を加えるようなことは一切せず、軽く触れる程度で行うため痛みをほとんど感じないことにあります。

他のマッサージのように強くもみほぐしたりしませんので、施術を受けている方への負担もほとんどありません。副作用もありませんので、小さなお子さんからお年寄りの方まで、幅広い年齢層に対して施術を行うことができます。

施術時間の短さも、AKA療法の大きな特徴です。慣れてくると、施術時間はわずか５分程度で終了してしまいます。短時間で施術が済んでしまうことも、施術を受ける方への身体の負担がほとんどないことにつながっています。

AKA療法では、着衣のまま腰の部分を軽く手で押さえます。仙腸関節の可動状態を、手で慎重に確認しながら、手技によって関節の可動域を広げていきます。

この優しい手技により関節の動きを改善させることで、長年苦しんでいた「椎間板ヘルニア」「腰椎すべり症」「脊柱管狭窄症」などの疾患が、わずか5分から15分程度の施術で改善されます。しかも当院では、施術１回目から効果を発揮するケースがほとんどです。